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e-SITEmaster

e-SITEmaster(イーサイトマスター)は、当社オリジナルのコンテンツ生成システムです。
生成するコンテンツについて固定した構造を持たず、ページデザインだけでなく、サイト構造も自由に定義できます。

独自の設計思想に基づいた汎用コンテンツ生成システム

イーサイトマスターは、1999年に最初のバージョンがリリースされました。
現在、利用されている分野はwebサイトの生成ですが、仕組み上は、webサイトのみならず、DTP(電子出版)をはじめとするデジタルコンテンツ一般の生成が可能です。

一般にCMS(Contents Managemen System)のうち、ネットショップの生成に利用されているEC向けのシステムでは、生成するサイト構造に一定のパターンがあるのが普通です。
これに対して、イーサイトマスターでは、サイト構造をプログラムの外部の設定ファイルで定義する仕組みになっており、これを変更することにより生成するサイト構造を自由に変更することができます。
 これが、イーサイトマスターの最大の特徴です。
 そのため、生成するサイトの自由度が高く、わかりやすく訴求力の高いサイトを作構築することができます。

静的生成

イーサイトマスターのもうひとつの特徴は、「静的生成」方式を採用している、ということです。
イーサイトマスターでは、すべてのページをあらかじめ生成して、サイトに配置します。
これにより、検索エンジンに登録されやすくなります。
また、サーバの負荷が低くなるため、大量のアクセスがあっても高速に表示し、「軽い」のが特徴です。

データベースの自由度

イーサイトマスターでは、データベース構造についての自由度が高いのも特長です。
これまで、用途別にさまざまな構造のデータベースが設計され、使用されてきました。
もちろん、コード、2階層の分類など、一定の項目については決まった内容で定義する必要がありますが、コンテンツ自体の情報を保存する部分については、自由に定義できます。
これまで、一般商品、アパレル、自動車、不動産、INFO(情報提供用)、STAT(アンケート用)などのデータベースが定義され、それぞれの目的用のイーサイトマスターが利用されてきました。

運用PC内にサイトを生成し、サーバにFTP送信

イーサイトマスターでは、サイト生成にあたって、webサーバ内で生成するのでなく、運用PC内部にサイト(ローカルサイト)を生成し、これをFTPでサーバに送信する仕組みとなっています。
この方式には、長所と短所があります。
生成されたサイトの内容を確認し、問題が無いことを確認してから公開できる点は、とても便利です。
他方、商品点数があまり多いと、FTPに時間がかかる点は短所となります。
そのような場合は、ローカルサイトで更新されたファイルを圧縮してサーバに転送し、サーバ内で復元する機能を組み込みます。(圧縮転送方式)

しかし、商品点数が非常に多い場合は、イーサイトマスターの静的生成方式は向かないといえます。

ローカルサイトにページを生成する速度は、十分高速です。商品点数が2-3万件の場合は、ストレス無く運用することができます。