2011/04/08 東日本大震災、企業の78%に「影響」 帝国データバンク調査

帝国データバンクは、東日本大震災の影響と復興支援に対する企業の意識について調査を実施し、その結果を5日公表しました。
この調査によると、回答を寄せた企業の77.9%が東日本大震災による自社への影響はあると認識。特に「東北」「南関東」「北関東」では8割を超えています。また、震災により企業の57.6%が需要減少に直面しています。他方で19.9%が需要増となり、多くの企業が需要減に直面するなかで下支え役になっています。復興支援への取り組みとしては、企業の50.1%がすでに復興支援を実施、検討中(18.8%)も約2割となっています。
調査期間は2011年3月23日〜31日。調査対象は全国2万2,097社で、有効回答企業数は1万747社(回答率48.6%)。
TDB景気動向調査(特別企画):震災の影響と復興支援に対する企業の意識調査