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クレジット決済機能

クレジット決済機能は、お客様の利便を高め、売上げ増大に寄与します。
注意しなければならないのは、セキュリティと入金サイトです。
特殊な要求がある場合には、オプションで特別の設定をします。

セキュリティの確保が重要

弊社はこれまでお客様の要望にしたがって、多くの会社の決済サービスを設定してきました。また、決済サービス提供会社からしばしば売込みがあります。
ネットショップがクレジット決済機能を装備する場合の大前提は、セキュリティの確保です。万一、クレジット番号が漏洩した場合は、お客様に被害が及ぶだけでなく、ショップの信用を大きく損ないます。
・ショップではクレジット番号を扱わないのが原則
セキュリティの確保のためには、ネットショップがクレジット番号を扱うことなく、一切の処理を決済サービス会社側で処理するサービスを選択する必要があります。
現在提供されている決済サービスの中には、ショップ側でクレジット番号を取得して、決済サービス会社の画面に入力する仕組みのものもあります。このようなサービスを利用すると、ショップ側でクレジット番号が漏洩するリスクがあり、たいへん危険です。
大店の標準設定するクレジット決済サービスは、このような観点から信頼できるサービスを選定しています。

手数料と入金サイト

ネットショップの収益と資金繰りの点からは、クレジット決済の手数料率と入金するまでの期間(入金サイト)がとても重要です。
大店で標準採用するクレジット決済サービスは、以下の条件です。
手数料率
3.6%〜2.9%(月間決済額1000万円以上)
1件あたり40円
入金サイト
約一週間

ネットショップの財務上、たいへん有利な条件です。

実店舗のクレジット収納者アカウントを使用するオプション

これまで、以上のようなクレジット決済サービスではショップの要求には合わない、として、クレジット番号を取得して、端末で認証(オーソリ)処理をする設定としたケースがありました。
ひとつは、家具ショップのケースです。家具の場合は、送料の自動計算が困難です。条件によっては、クレーン車で窓から搬入しなければならない場合もあるので、送料自動計算はできませんでした。
それで、実店舗のクレジット収納者アカウントを使用し、ショッピングカートでクレジット番号を取得する仕組みを設定しました。
いまひとつは、海外の音楽や演劇の公演ツアーをサービスする旅行社の例です。
この場合は、決済前のチケット予約の段階でクレジット番号が必要になるので、やはり通常の決済サービスでは間に合いませんでした。

このようなケースでは、ショッピングカートにSSLを設定するだけでなく、メールを高度な暗号で送るように設定します。
GPGという仕組みを設定し、2048ビットの強力な暗号でメールメッセージを暗号化します。
送信サーバ内でも、インターネットの通信経路でも、ショップのPC内でも、メッセージにこのような暗号がかけられ、メールを表示するときだけクレジット番号が画面に表示されます。
他方、お客様とのメールのやり取りや発送の管理、販売管理システムとの連携のためには、暗号化されていない通常の注文メールも必要です。そのため、クレジット番号を含む決済管理のための暗号メールと、クレジット番号をふくまない通常の注文メールを送信するように設定します。

大店では、クレジット決済機能についても、ショップの要望にあわせてきめ細やかな対応が可能です。


SSLを使用すれば安全か
ショッピングカートにSSLを設定すれば、それで安全と考えるのは間違いです。
ショッピングカートにSSLが設定されていても、そこから送信される注文メールは、対策を施さなければインターネット上で「丸見え」の状態です。
メールを暗号化して受信する手軽な仕組みとして、POP3Sがあります。これを使用すると、メール受信の通信経路が暗号化されます。
しかし、ショップサーバ内のメールボックスと、受信したPC内のメール情報は、暗号化されていません。
ショップサーバへの不正侵入があったり、メール受信に使用したPCを不用意に廃棄したりしたら、クレジット番号を含む個人情報の漏洩の危険があります。